奄美大島観光物産協会公式ブログ 奄美のモノもの

本場奄美大島紬の製造工程の一つである泥染め
他では出せない深みのある黒をだすための大事な工程
奄美で生まれ育った人も、
「大島紬といえば泥染めが特徴!」って知っている人も、
どうやって染めるのかは知らない人がほとんどでは?

最近では、ネットを利用して製造工程を説明している方もいるし、
 テレビなどでも各製造工程を紹介してくれていたけど・・・

私自身が、今年5月にドイツからの取材の同行で泥染めを見学したのが初めてで、8月のすきすき紬デーにTシャツの泥染を体験したばかりだ

ちょっぴり雑談が長くなっちゃったかな・・・


あっという間に10月
セミの鳴き声が聞こえ、日中は暑いけど、季節は秋!
まだまだ日差しの強い奄美の秋空のもと、
本場奄美大島紬泥染公園がたくさんの子どもたちでにぎわっている

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10月3日は鹿児島県立大島北高校の1年生 60名くらい
総合的な学習の時間「アマンday」で、
泥染め体験とマングローブパークのカヌー体験 
☆奄美満喫の盛りだくさん一日コース☆

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10月4日は奄美市立小宿中学校の3年生 100名くらい
小宿中学校の3年生が総合的な学習の時間を利用して、泥染めを体験するのは毎年恒例になってきているようだ

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この本場奄美大島紬泥染公園では、実際の大島紬を作成する工程のほんの一部を身近なTシャツを染めることで体験できる
伝統工芸士である野崎さんの説明を受け、思い思いにTシャツを括った生徒たちは、職人さんたちの指示のもと、テーチ木染めと泥染めの作業に汗を流した

a0039721_174453.jpg田んぼに入るのも初めての生徒がほとんど!
底の見えない泥田に恐る恐る足を入れる
ぬるっとした泥に戸惑う生徒たち
泥田の表面をあめんぼが走る










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わーわー 
きゃーきゃー 
はしゃぎながら
友達の肩に手を置き、
ゆっくりと泥の中を進む









a0039721_1752542.jpg「Tシャツの裏にも泥が届くようにしっかりと揉むんだよ!」
泥田に職人さんの声が響く











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作業が進むほどに
生徒たちの表情も真剣になる
真っ白だったTシャツの色が
テーチ木汁や泥の中で揉まれることで染まっていくのが面白い


くり返しの作業のあと、それぞれTシャツを括っていた輪ゴムや紐をほどく
括ることで染料が届かず、真っ白く残った部分が見えてくる
1回目のテーチ木染めの後、括った部分はテーチ木汁だけで染まった赤茶色だ


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Tシャツを広げ、「すごくきれい!」
目をきらきらさせた女子生徒の声にわたしも嬉しくなった\(^^)/

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実際の大島紬を染める工程はもっと大変。
繊細な絹糸、締機で設計どおりに締めた莚(むしろ)を
むらのないようにしっかりと染め上げるのはプロだからできる すごい技

この半日を通して、生徒たちも職人の技のすばらしさを感じたことだろう
糊張り、締め、染め、加工、織り いろいろな工程があるが、
本場奄美大島紬のそれぞれの工程に、だずさわる職人の技
世界に誇れる本場奄美大島紬とともに、
職人の技そのものが 自慢できる島の宝だ

今回、泥染体験学習を見学し、また職人の技の素晴らしさにふれた!
そして、子どもたちのすてきな笑顔に出会うことができた!
大島紬がつなげる縁に感謝!!


By tsumugimusume
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by amamikankoubussan | 2007-10-10 18:04 | 体験いろいろ

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